心身調律ピラティススタジオPhysis
— ピラティススタジオのホームページ制作
課題
理学療法士の資格を持つオーナー様が、ピラティス・ヨガ・整体・呼吸法を組み合わせた個別セッションを提供されています。
ご相談の時点での課題は、「フィットネスができること」は伝わるものの、強みがどこにあるのかが分からない状態だったことです。同じような看板を掲げたスタジオは多く、そのなかで何が違うのかが見えていませんでした。
やったこと
この分野のサイトは「痩せる」「効果が出る」を前面に出すものが多いのですが、Physis様の強みはそこではありませんでした。打ち合わせを重ねるなかで見えてきたのは、「その人の今の身体を確かめて、一緒に整え方を見つける」という姿勢です。
サイトに載せる文章は、オーナー様ご自身が言葉にしてくださいました。こちらの役割は、その言葉を引き出すこと、そして読む人に届く順番に並べ直すことです。
読む人への呼びかけは、症状や年代を具体的に示す形にしました。運動が得意な方ではなく、不調を抱えていて一歩を踏み出せずにいる方に向くよう構成しています。
メニューは初回セッションを最初に置き、時間・料金・何をするのかを迷わず確認できる形にしました。
お客様の声は「体験談」ではなく「お客様の物語」という見せ方にしました。数値の変化ではなく、通いはじめてからの心身の移り変わりを追う構成です。
色は深緑とベージュを基調に、写真は柔らかい自然光のものを選びました。ページ上部の帯は全ページ共通の抽象的な絵柄にし、画面幅が変わっても構図が崩れないようにしています。
サイトの外側もあわせて設計
ホームページを作るだけでは、人は集まりません。Physis様とは打ち合わせを重ね、「どこから来て、どこで申し込むのか」という流入と導線まで一緒に考えました。
その一環として、LINE公式アカウントの構築も並行して行いました。
リッチメニューは6つに整理しました。設計で意識したのは、お客様が今どの段階にいるかで、押すべきボタンが変わることです。
まだ迷っている方には「相談(20分間無料)」、試してみたい方には中央に大きく「体験予約」、すでに通われている方には「ご予約(2回目以降のお客様)」。初回と2回目以降の予約を分けたのは、動線が混ざるとどちらのお客様も迷うためです。
残りの3つは「ホームページ」「メニュー」「アクセス」。LINEからサイトへ戻れる導線を用意し、じっくり検討したい方が情報を取りに行けるようにしています。
デザインはサイトと同じ深緑と明朝体でそろえました。サイトとLINEを行き来しても、同じお店の中にいる感覚が途切れないようにするためです。
サイト単体ではなく、集客の入口から申し込みまでをひとつながりで設計するのが、Physis様との仕事で大きかった部分です。
公開後の対応
納品して終わりにせず、運用のためのマニュアルをお渡ししました。ログイン方法から文章・写真の直し方、バックアップの取り方、触らないほうがよい箇所まで、管理画面の画像つきでまとめています。
公開にあわせて、ログイン画面のアドレス変更・不正ログイン対策・バックアップの保護などのセキュリティ設定も行いました。オーナー様ご自身で無理なく続けられる状態にすることまでを、納品の範囲と考えています。